■2004年6月17日(木) リハビリ朝、実家へ行ってばーちゃんを拾い、ユニーでばーちゃんとりんちゃんを降ろして、カノンちゃんと2人で病院へ。ちょっと余裕のつもりが、途中の道が片側通行になっていたりして、時間ギリギリに到着。 それでも遅刻じゃないだけマシか。 今日は正座させて四つん這いの姿勢をさせたり、うつ伏せの状態から身体の向きを変えるように促したり。 おもちゃを持つ時、常にどちらか片方の手しか使わないので、両手で持って遊べるように手伝ったりも。 カノンちゃんは興味は示すけれど、それをどうしていいのかわからないところがあるんだそうだ。 おもちゃを持っても、それを持ったり放したり、という月齢的にはとても低いレベルでしか遊べていない。 こちらが補助して、おもちゃを片手に握らせ、もう片方の手で遊ぶ状態を経験させると、そのあと少しの間「こんな感じ?」と自分でやってみることが出来る。 普通の子はなんとなく自分で習得していくことが、カノンちゃんは全部教えてあげないといけない。 おもちゃの遊び方も、手取り足取り教えてあげる必要があるのだった。 運動の発達もそういうところがあり、身体の向きを変えるのも、方法を見つけることができない。 両手で身体を支えている状態から、片手に重心を移し、もう片方の手を動かして移動する、といった動きの過程を、教えてあげる必要があるということだった。 教えてあげることで、他の子に追い付いていく、追い付くことをキャッチアップといいますが、その可能性はあります。 知的な遅れでモノに興味を示さない例はありますが、カノンちゃんの場合、今見ている限りでは、モノに興味は示していて、でもそれを具体的にどうしたらいいのかわからない、という感じがします。 もちろん知的な発達がのんびりさんで、モノへの関わり方が上手くない可能性は否定出来ません。 でも教えてあげることでキャッチアップ出来る可能性があるのですから、頑張ってみましょう。 ひとりで遊ばせておいても、普通の子のように遊びが広がっていきにくいので、できるだけ一緒に遊んで、遊び方を教えてあげるようにして下さい。 その時両手を使わせるように心掛けて下さい。 そのあとお茶を飲ませるところを見てもらう。 普段はストローで飲んでいるカノンちゃん。 コップはまだまだへたくそだ。 飲む時クチをぱくぱくさせてしまうので、お茶の大半はこぼれてしまう。 ●アゴを指で支えて固定する ●コップの飲み口を、カノンちゃんの下唇に上から押し付けるように当てる ●お茶がクチに入っていく様子が分かるように、透明のコップを使用する という指導をされる。 そう言えば練習はお風呂でするのが楽だと聞いたことがある。 そうだねぇ。こぼれても平気だもんね、お風呂なら。 |