■2004年5月19日(水) 2回目のリハビリ
りんちゃんは全快とまではいかないが、熱は下がっていて、比較的元気になっていた。
娘どもを連れてカノンちゃんのリハビリに出かける。

リハビリのお部屋の前で待っていると、いきなりりんちゃんが「おしっこ!!」と言い出したので、カノンちゃんをベビーカーに置いたまま、りんちゃんをトイレに連れて行った。
戻ってくると理学療法士さんがカノンちゃんの相手をしていた。
人見知りして固まっているカノンちゃん。
うーん。。。今日も泣くな、こりゃ。

寝返りができるようになったとか、そういう家でのリハビリの成果を見るのかと思ったが、特に関係なく全体的な状態を見る。
今回指摘されたのは身体の固さだ。
まず腕。
カノンちゃんの腕は、赤ちゃん特有のWの形(腕を曲げ、両耳の横に両拳がある状態)が定位置になってしまっていて、そこからほとんど動かさない。身体の前方に伸ばさない。
それから足。
あぐらのおすわりばかりで座っているために、股関節があぐらの形で固まっていて、まっすぐに伸ばしにくくなっている。
また首も固くて、アゴを胸につけるような動作がしにくい状態になっている、ということだった。
これらを改善するための働きかけを教えてもらう。

(1)カノンちゃんを横座りにさせて、そこから自分でうつ伏せになったりできるように補助する。
(2)仰向けからだっこする時は、すぐにだっこせず、手を引っ張って引き起こしてからする。
(3)寝返りが不得意な方を練習する。
(4)仰向け、うつ伏せどちらでもいいので、足をまっすぐに伸ばした状態を作るようにし、その際に伸びている筋肉をマッサージする。
(5)腕を前に出す状態を作って、腕の付け根〜肩甲骨のあたりをマッサージする。

とにかく普段、仰向けとあぐらはやめて、極力うつ伏せか横座りをさせるようにと指示された。
また、なんでもやってもらうのを待っている状態なので、カノンちゃんが自分から動くように仕向けていくことが必要だそうだ。
例えば、横座りもちょっと不安定な状態にしておいて、自分でなんとかするように仕向ける。
だっこする時は、カノンちゃんが手を出してくるまでだっこせずに待つなどだ。

理学療法士さんが相手をしている時のカノンちゃんは、大変激しく泣いており、見ていて可哀想なくらいなのだが、理学療法士さんに言わせれば、全然余裕があるんだそうだ。
確かにワンワン泣いている割には、楽器の音がしたりするとそっちを見たり、りんちゃんがおもちゃを持って通るとそれを目で追っていたりする。
イヤだよ〜と私の方を見て泣き、助けを求めているけれど、自分で逃げよう!というような動作は全く見せないので、もっと必死にならないとダメだよ〜と理学療法士さんに笑われてしまった。

寝返りもできるようになってきてはいるけど、目的を持った動作ではないのであまり意味がないです、といわれてしまった。
おもちゃが欲しいけど、ちょっと届かないから寝返る、というような、目的の為の寝返りでないと、意味がないのだ。

次回6/1。食事の様子を見るので、食事を用意してくるように言われ、本日のリハビリは終了。

リハビリの間中、邪魔をしまくっていたりんちゃん、かなり疲れてしまったようなので、帰りに買い物にいくつもりだったのをやめて帰宅。
今度のリハビリは食事だから絶対邪魔しちゃうよねぇ。
ばーちゃんにあずかってもらわないとダメだな。。。

夜、お風呂上がりのカノンちゃんの身体が微妙に熱い気がする。
りんちゃんの風邪をもらったんだろうか?
こころなしか私まで喉が痛い。
早めに寝よう。。。