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■2004年4月20日(火) 病院での出来事夜中に起きた娘どもが全然寝つけず、私も寝かせてもらえなかった。寝付いたのは明け方5時を回ってから。 なのに、りんちゃんの起床時間はいつもと変わらない。 8時には起こされる。何故〜〜(涙) 午前中に娘どもを連れて小児科へ行く。 りんちゃんは待合室のおもちゃで勝手に遊び、私はカノンちゃんをソファに座らせて順番を待っていた。 となりに女の子を連れたママが座った。 女の子はカノンちゃんと同じくらい。 いやいや、もう少し小さいかな。 カノンちゃんと同じくらい、と思った子が6ヶ月くらいだったりしたので、発達レベルから子どもの月齢を想像することに、ちょっと慎重になっている自分がいた。 自分が「何ヶ月ですか?」という質問を受けたくなくて、こちらからは聞かなかった。 しばらくすると、そのママの方から話し掛けてきた。 「しっかり座ってますね」 「ソファだからそう見えるけど、まだまだ不安定なんですよ」 「そうですか?うちはまだ座れなくて。…どれくらいですか?」 結局聞かれてしまったな〜とちょっと苦笑。 「もう10ヶ月なんですよ〜」 「あ、近いですね。うちは9ヶ月なんです」 私の方が一瞬固まってしまった。 9ヶ月?そうは見えないな。 そう思ったのだ。 なんだか複雑な気持ちがした。 カノンちゃんも周りからこう思われるんだろうな、とか、このくらいの発達の遅れなら個人差の範囲なの?とか、それともこの子も何か問題があるのかな?とか…とにかく色々だ。 カノンちゃんがブ〜っと唇を鳴らすのを見て「これやるの、うちの子だけじゃなかったんだ〜」なんて言っているので、最初の子らしい。 「何をするのも1ヶ月ずつくらい遅れてるんです。手もまだ細かいモノがつまめないんですよ」とそのママが話している辺りで、娘どもが呼ばれてしまったので、カノンちゃんが既に発達の遅れを指摘され、専門医を受診し、現在検査中であり、今月末からはリハビリに通う、といった事は話さずじまいになった。 話さなくてよかったんだよな〜と思ったり、話した方がよかったのかな??と思ったり。 今もどっちが良かったのかはわからない。 娘どもは風邪と診断される。 薬をもらって帰るまで、結局さっきのママとは顔をあわせる事はなかった。 診察室から出てこないのに次の子が呼ばれていたので、点滴を受けているのかも知れなかった。 もしかして脱水でも起こしてて元気がなかっただけで、発達が遅れてる訳じゃないのかな。 そう考えている自分に気がついて、自己嫌悪に陥る。 なんだか発達の遅れている子を持つママを探しているみたいだ。 帰宅して娘どもに昼食を食べさせ、薬を飲ませてベッドへ入れる。 薬が効いたのか、わりとあっさり寝る娘ども。 カノンちゃんの熱が夕方から夜にかけて段々上がってきた。 食事はとれたが、熱は下がらないまま。 りんちゃんは昼寝したわりにはあっさり寝たが、カノンちゃんは熱でぐずってなかなか寝なかった。 ももの付け根に冷却シートを貼り、保冷剤をタオルに包んで頭と首の後ろを冷やしたが眠れない。 さらに額に冷却シートを貼る。 りんちゃんもこれが大嫌いなのだが、カノンちゃんもものすごーく嫌がった。 が、そのあと眠れた。 カノンちゃんの熱は、朝はそれほど高くなかったため、解熱剤をもらわなかったのがイタイ。 りんちゃんのは100mgだから代用できないしな。カノンちゃんの体重だとまだ50mgだろう。 りんちゃんも100mgを3分の2に切って使用しているので、半分に切れば使えるのかも知れないが、医者の許可なくやるのは怖いしな〜〜。 その後も何度か目を覚まし、だっこしたり歌を歌ったり。 このハードな看病生活はまだ続くらしい。 |